深海の水のように

研ぎ澄ませ心を

2023年総括

1月

8日 U&Sニューイヤーパーティー(東京)(2)

うさぴょんがかわいすぎて、出てきた瞬間に客席がどよめいてた。うさぴょんってもう二度と見られないですか?

スクリーン側の最前列だった時にスクリーンを見るうさぴょんが真ん前に来たんですけど、逆光でめっちゃ良かった(笑)

 


22日 トークの巻 名古屋

アツヒロさんが通る通路側が当たってありがとう自名義!めっちゃ近くで歌うアツヒロさんがキラキラでかっこよかった〜!

 


29日 咲き誇れ花々よ

美術館の展示。作品は既に見た事があるものが多かったんだけど、作品をモチーフにした短歌の優秀賞の作品がとっても良かったのが印象的。お手伝いしてるグループのお手伝い

 

 

1〜4月 砂の城(テレビ再放送)

5月までかかったけど70話完走しました〜!ドロドロホラーパニックサイコアドベンチャードラマ!(笑)すごい的確な表現(笑)

 

 

 

2月

18日 国姓爺合戦 見る(DVD)

サーティと知らずに見て途中であれ!?ってなった。このつい前日くらいにまくおろ(映画)が話題になっててめっちゃタイムリーだった。作品はシリアスシーンはとっても良かった。

 


20日 シンスト見る(DVD)

母も楽しんでくれて嬉しい〜リンデレラの回もリリデレラの回も全然違ってどちらも良くて、人にどっちを勧めるかめっちゃ迷って後輩に2枚とも貸した(笑)

 


25日 岡本太郎展(名古屋)

色々思ったと思うけど、今思い出すと黒の使い方が潔くてすごいと思ったのが印象深い。タローマン展も楽しかった

 


26日 名古屋をどり 名古屋心中(テレビ)

去年見たかったけど時間が微妙で見れなかったけどずっと気になってた名古屋心中がテレビでやるとは〜ということで見ました!

先代家元の時に1回だけ見たことあるんだけど、雰囲気とか全然違って派手で面白かった。元がしっかりした作品なのもよかった。

おさん役のボイメンの子とってもよかったし、ファンはめっちゃ嬉しいでしょ!!

 

 

 

3月

5日 Shaks TOKAIside 2023(名古屋)

サーティを生で見た。どの作品を見ても思うのが、しっかり時間をかけてお話が展開していく場面はすごく面白いけど、細切れの面白シーンはついていけなくなりがち(私の問題)

名古屋山三郎氏が出てるのが決め手で見に行ったけど、やっぱり殺陣がかっこいい〜。私の中でかっこいい殺陣の基準になってる方。

 


17,18日 ベートーヴェン 〜届かなかった手紙〜(東京)(2)

感想は記事があるのでそちらに。

 


17日 KINBAKU ART(東京)

展示。見れてよかった!こういうの見ると自分の需要は自分で生み出さないと満たされないなと実感する。

 


25日 ヴェラキッカ見る(DVD)

後輩と円盤を交換しながら布教しあってた。TRUMPシリーズすごく音楽が素敵で衣装とかビジュアルもよくて素敵〜〜

配信でTRUMPも見たけど全編見れなかったのと日付が分からなかったのでこちらに書いておく。奇子で生で拝見した時に三津谷くんのお芝居とっても好きだったので、惜しい方を失ったなと思うけど、本人の心身の健康が第一なので…元気でいてください

 

 

 

4月

15〜30日 二次会のひとたち(東京)(6)

感想は個別記事があるのでそちらに。贅沢な癒し時間だった!

 

 

 

5月

7日 二次会のひとたち(大阪)

東京大阪と合わせて7公演見ました。

 


4日 グランギニョル見る(DVD)

二次会の話をしたら東くんが出ているので〜と後輩が貸してくれた。身長じゃなくて声とお顔の造形でわかったので結構しっかり見てるんだなと思った(笑)

 

 

 

6月

10〜18日

お手伝いしている団体の公演でした。とっても好きな作品なので関われて嬉しかった!

 

 

20〜22日 夜曲(大阪)(4)

時が流れて人やものの形は変わっても恨みつらみ、感情は変わらないように、この作品の細かいセリフとかの記憶は無くなっても、夜曲を見て胸を締め付けられたり泣いたり感動したり、動いた感情はずっと残ってるんだなぁ。

今振り返ると本当にこのタイミングで見られていい作品だったなと思うけど、これっきりのさよならの寂しさに泣くツトムくんとか、ずっと同じ方向を見てたと思ってた虎清と違える十五とか、やってる側はすごい大変だったのでは、と思う。

 

 

 

7月

2日

お手伝いしている団体の公演

 


17日 お座敷遊泳

この夏1番熱いライブだった!みんなかっこよかった〜

 


26日 君たちはどう生きるか

今年は他にもこういう作品を見たので、晩年になるとみんなこういう夢のシーンの繋ぎ合わせみたいな作品を作るんだなぁと思った

 


30日 隠し砦の三悪人(東京)

個別記事があるのでそちらへ

 

 

 

8月

11〜13,26日 隠し砦の三悪人(東京、大阪)(7)

7/30と合わせて8公演

あの衣装というかあのビジュアルが見れて本当によかった。

ブログ書きます。えび座までに書きたかったのに全然無理でした。

 


20日 呪縛

フェチ系イベント。緊縛とかダンスとか呪術とか面白かった!

 


25,27日 祭り

祭りです

 


30日 Yellow Kiss アツヒロさんお誕生日(2)

とっても楽しかった!舞台とかテレビのここだけの話をたくさん聞けたり、1人メドレーもかっこよかった!退場待ちの時に隣の席の方とお話して仲良くなったりして、そういうのも楽しかったです

 

 

 

9月

13日 オオカミの家

描いて上から塗りつぶしてまた描いて、盛って削ってまた盛って、どんどん不可逆な変化をしながらアニメが展開されていくのが凄かった!生きてるみたい〜

同時上映の骨も可愛くてよかった!

 


21日 河合郁人A.B.C-Z脱退発表

ね。

 


23日 呪縛の家

内海さんのお芝居初めて見た!自然なお芝居の感じが、コントとかイベントで見てた印象と少し違って意外だったけど素敵だった〜!

セットがぐるぐる回る演出が面白かった。林くんの浅見光彦がぴったりだった。

そういえば客席でナゴヤ座の話をしてるのが聞こえてきて、そろそろなんか見に行った方がいい気がしてきた。

 


30日 ディスティニー見る(DVD)

またサーティを見てる。めっちゃいい所のセリフが本編と稽古場映像で全然言い方が違ってて、本編の方がめちゃめちゃめちゃめちゃ好きだったのでアツヒロさんのお芝居ってサイコー!になった。

この時のテムジンが妙に名古屋山三郎氏に似ててひっそり面白かった(笑)

そういえば私のお手伝いしている団体の代表がサーティのDVDをおすすめされたって机に置いてて、今年はなんかつくづく因縁があるなと思った。

 

 

 

10月

14,15日 祭り

大道芸のお祭り、今年も好きなグループが見れてよかった!

 

 

 

11月

15〜19日

お手伝いしている団体の公演

 


24日 ローラースケート作る

今年の買ってよかったもの1位!大きい買い物だったけどよかった〜!これからも練習頑張る!

 


25,28日 ゲゲゲの謎

映画も面白かったけど、これきっかけで漫画とアニメ4期を見てるのがとても楽しい。

 

 

 

12月

8日 ゲゲゲの謎

特典をもらいにいきました

 


15,16日 ABC座 星劇場(東京)(3)

ブログ書きます。

 


25日 アツヒロさんインスタライブ

1人でしっとりやってたところから、内海さんが来たら親戚のお子みたいにはしゃぎ出すの可愛かった〜!

個人的には今回のコメント事前募集→配信中はそれを読む→配信後にコメントを見る の方針すごくいいなと思うので続けてくれるといいなぁ。

 

 

 

たぶん以上〜!今夜のウチアツスペースが聞けそうならそれで終わりです!

えび座2023千秋楽とふみきゅんの脱退によせて

この文は千秋楽の5人のA.B.C-Z最終回が始まる少し前、17:42に書き始めたんですけど、今のうちに書いておけることを書いておきます。またえび座の感想はあらためて書くので、千秋楽の挨拶レポ見たりその後のなんか見たりした後の気持ちはそっちに書く予定!


5人のA.B.C-Zの最後の瞬間っていうのは、誰にとっても等しく5人のA.B.C-Zの最後の瞬間なんだけど、どうしてもそのことに対しての大きめの感情がふみきゅん1人に向けられているみたいな、あんまり等しくない雰囲気にすごくなんかどう思っていいのか未だにわかってない。なんで主人公みたいな扱いなんだろうとかも思った。5人のA.B.C-Zが最後なのは私にとってもそうなのに。わざわざ帝劇で脱退とかお別れを見たい訳じゃなくて、5人のパフォーマンスを見たいんだよ。みたいな。

挨拶で泣いたレポとか読んでも自分の選択でしょ、泣きたいのはこっちだよ。とかも思ってはいた。(でもレポなんて所詮は伝言ゲームなので、見てないとわからないニュアンスはたくさんあると思う!)


5周年の後から考えてた話とか、皆に連絡してから話し合い(「話し合いといっても僕の気持ちは変わらないので」って言ってたの聞いたけど)までの期間が長かった話とか、わりともう心が離れてるような気がして、行先も相まって、なんか正直うっすら悪く思ってた。(笑)

さらにメンバーも送り出す気持ちになってたっぽかったし、3ヶ月も待って自分が主役の退団公演(にどうしてもなってしまうじゃん)やって皆に見送られて惜しまれて脱退するのどうなの?とか思ってけど、やっぱりえび座やって、見れて、よかったなと思った!終わりが見えてるからできることもあっただろうし、5人のパフォーマンスを最後に見られてよかった!っていうか五関様がかっこよすぎてやばかった!って気持ちで最後に劇場を出たのでまじ五関様のこと好きでよかった。(笑)


ふみきゅんについては、みんなの挨拶とか聞いたり、五関様が夜曲でしてたような泣きそうな顔をしているのを見た時に、A.B.C-Zのみんながふみきゅんをすごく大切に思っていることとか、別れの寂しさを感じて、今まで3ヶ月ふみきゅんのこと悪く思ってごめんって思った(笑) 思うついでに急に寂しさに引き裂かれそうになったりして、こんなことならよくない感情のまま終わらせてくれよ!って思ったりもしたけど、やっぱりよくない感情のまま終わらなくてよかったな。まじ五関様ありがとう。私の思い出をきれいなものとして残してくれて。


あと今回のえび座がとっても良くて、ActAからActZを通して、名前が変わっても、形が変わっても、これまで楽しかったり感動したり勇気づけられたり、心に残った思い出まで無かったことにはならない、ってめっちゃ思ったのもある。


思い出の中の5人のA.B.C-Zとふみきゅんはとっても好きだし、その思い出まで無かったことになることはないし、これまでの思い出はこれからも大切な宝物だなーと思う。

 

A.B.C-Zが5STARSだった時に好きになれてよかった!

今まで5人でいてくれてありがとう!

今後の5人のご活躍を楽しみにしています!

これまでもこれからも好きだよ!

 

21.12.2023  19:15

夜曲 〜ノクターン〜 感想

夜曲 〜ノクターン

2023.6.20〜22


本当に楽しかった!ありがとうございます!


出会いとさよなら、現実と幻想、あちら側とこちら側・・・色々と人生について考えちゃうような作品でした。


作品がとっても面白くて、出演者の皆さんのお芝居力もすごくて、五関様を通して素敵な作品を見れてよかったです。

夜から始まって朝で終わるのも大好きでした。

 


ツトムくん・・・五関様にツトムくんの役が来てよかったです。すごく良かった。五関様の繊細な声がツトムくんにぴったりでした!あと五関様ってちょっと幻想的な雰囲気があるので、小劇場の長くて装飾的で情緒的な、美しい言葉が似合いますよね。あと声を張れば張るほど弱々しく悲痛に見えるところ・・・めちゃめちゃツトムくんに合ってて弱さに圧倒されるというか、心臓を握りつぶされそうになってました。

ツトムくんは五関様の役だな〜と見ながらずっと思ってました。良いもん悪いもんを分けて良いもんを応援する放火魔の、思ってることとやってる事のギャップというか、アウトローさとピュアさの共存具合がぴったりすぎでした。放火魔は分かりやすい話だと明らかに悪者だけどツトムくんは悪い奴ではないので、そういうなんか自身が複雑ななんかも。

絵本で見たインディアンののろしとか若草物語がサッと出てくるのとか最後のページをゆっくりめくるのとか物語が好きなのに本屋を燃やして物語とか学問が燃えていくのはイカしてるっていうのも、複雑なんですよね。これはこう!この人はこういう人!と言いきれないものがたくさんある。


ツトムくんのあちら側に行きたいけど行けないところが愛しくて共感しつつしんどかったです。700年前の話もゴロウと放火についても、ゴロウの話を聞いてドン引きしてこの人とは理解し合えないなみたいな感じがあったり、十五とも結局は分かり合えなくて、サヨちゃんにもあちらとこちらで断絶されて、ツトムくんはどうしてもこちら側なんですよね。切ない。

でもツトムくんは蚊帳の外といっても、700年前の話はそもそも自分が安全な蚊帳の外から物語だと思って見てますよね。ゴロウにも足洗おうって軽率に言っちゃうし。


奇子の仁朗もベートーヴェンのリースも、人の物語を横から見ているような役だったと思うんですけど、今回のツトムくんもちょっとそんな感じで、そういうのも面白いなと思いました。包容力というかなんというか、なんなんですかね。

でも最後の夜明けのモノローグは主人公にしか言えないので、やっぱり夜曲という物語の主人公はツトムくんなんですよね。

 

 

とっつーの十五も良かったです!とっつーってこんなにコミカルなことできるんだと(笑)新しい一面を見た気がします(笑)

虎清を斬った後とか目がヤバくて、私が入った回のどこかで血の着いた刀を舐めようとしていて(!)これは分かり合えないよなと思いました(笑)回によって全然違うので真意の程があんまりわかんないのですが・・・思い詰めた後にすごい開き直り方してるのが好きでした。あちら側の人だし。前のフォーティンブラス(羽沢くんもあちらとこちらの間で足踏みしてる役だった気がする)を経ての十五の振り切り方とっても良かったです。


とつごってABCXYZのコンサートのMoonlightWalkerとか、えび座の抱きしめてトゥナイトとか、コンビで夜のパフォーマンスが続いていたので、この夜曲という作品で、とつごというキャスティングも、もちろん塚ちゃんも見てみたかったですが、とつごでもぴったりだなと感じました。


他のキャストも皆さんすごく良かったです。やっぱり中屋敷さんの演出作品って適材適所というか、役と人があってるなと見る度に思います。

 

 

あと特に印象が強かったのは黒百合でした!男と女の演じ分けが!立ち方とか所作とか!ものすごく勉強になりました!(?)

花横の席だった時に、黒百合(しろう)が花道の七三で止まって千代姫を先に行かせて、何か言って去る時に着物の裾を端折ってたのに気づいたんですけと、かっこよすぎてハワ…ってしてたら目が合ってやばかったです。玉野尾もなんですけど客席にバシバシ目合わせてましたよね。すごい。


黒百合がしろう(漢字がわかんないんですけど、士郎?)とわかってからの、虎清と黒百合の信じる信じない殺す殺さないの話で、初見の時に黒百合めっちゃ虎清のこと愛してるんじゃんって泣いたんですけど、千代姫とのことがわかるだいぶ終盤まで、しろうの頃からの虎清への巨大感情だと思って見ててすいませんでした(笑)

多分しろうとは別で"黒百合"は虎清のこと愛してたんだろうなぁと気づきました!この2人まじで良すぎる。

虎清が十五に斬られて死ぬ時、立役の衣装に変わったしろうが、その時だけ黒百合になって虎清に向けて最期に語りかける「きっとこんな夜だった。一人の男が(しろうの死んだ時の描写)(うろ覚えすぎて書けん)もっと生きたいと願ったのは」の話は黒百合の生まれの話じゃないですか、願い叶わず死んでしまったからこそ生まれて虎清と出会ったわけじゃないですか。というのを思ってまためちゃめちゃ泣きました。この話は一旦玉野尾を挟むので紆余曲折はあるんですけど。

夢を見ながら死んでいく虎清・・・(と最終的に現実を見つめるツトムくん・・・)


こんなに泣くの初めてってくらい、色んなところで泣いていたんですが、物語の終盤、ツトムくんがさよならが寂しいっていう話の時に、皆がカーテンコールのように並んで奈落に降りていくのがものすごく泣けてしまって・・・個人的な話なんですけど、私が最初に観劇する2日前に、とある公演が千秋楽を迎えて、その最後のシーンを思い出してしまって、もう二度と見れない寂しさを思い出して、ザブザブ泣いていました。このタイミングで見られてすごくよかったです。

 

 

作中で玉野尾も黒百合も十五も、時の流れと物質とか人の変化の話をしますけど、それに対して千秋楽の時には"始まれば終わる"ことを実感して、めっちゃゾクゾクしたんですよね。それって、その1回を生で体感する演劇ならではの感覚だと思いました。でも玉野尾の恨みみたいに、時が流れて物質や人の形だったり全てが変わっても、得た感情は残るので、忘れたくないですね。


それと同時に、700年経って色んなものが変わってお家を守る意味ももう何も無いのに、正直死ぬ必要のない千代姫の影を殺したり昔と変わらないことをしてるのが、胸が締め付けられるような、狂おしいような、良いしんどさがありました。

 

 

しんどいっていうとサヨちゃんのこと思い出すんですけど、サヨちゃんが自分に嘘はつきたくないっていうのは千代姫の影が自分として虎清と結婚する(=自分が虎清を愛してるってことにされる)のが嫌だったのかな〜とちょっと思ったけどどうなんですかね。千代姫(影)の自己紹介のとことか可愛い〜!ってしてはいるけど、影の振る舞いにケチつけてたし。

そんなサヨちゃんが千代姫としてあの物語に乗り込んでいくの大好きでした。すごい、正ヒロインとしての強さと貫禄がすごかったです。


そういえば、ツトムくんがサヨちゃんと話したのは「おばけ幼稚園」が最初で、その時点でサヨちゃんの名前を知ってて、火をつける日どりはツトムくんが「今度の金曜日」って決めた、ということはサヨちゃんは放火界隈みんなに声かけてて偶然ツトムくんがハレー彗星の日に火がつけれたってことなのかな〜などと思ったんですけど、76年に1度しかない機会だけど、それにしては偶然に拠るところがあまりにも大きすぎるなと思って、サヨちゃんは生まれ変わる度にチャレンジしててようやく成功したのかな〜とか思うと、また泣けてきちゃうんですよね。とんでもないことじゃないですか。

 

 

前楽かその日の昼公演で、だんだんアドリブが長くなっていくのが、物語の終わりにゆっくりページをめくるようで、さよならが来る時を感じて寂しかったんですけど、千秋楽の最後に明るく爽やかに終わったので、こちらはあんまりさみしくならなかったのも良かったです。ツトムくんも終わってしまうと思ってる間はつらいけど物語が終わってからは引きずらないんだろうな。


ツトムくんの、終わったお話に対しては引きずらずに、また違うお話を読んでまた終わるのがさみしくなって・・・っていう繰り返しが、自分たち観客もいろんな公演で千秋楽のたびにさみしくなるけど、終わればまた次の違う作品を見て終わりがけにさみしくなって・・・を繰り返す訳だけど、夜曲すごく好きだったので、その繰り返しの一部になってしまうさみしさを感じます。ただ、終わってしまうからこそ、終わったもの(公演全体もそうだし、そのうちの1回もそう)にはもう二度と会えない、これっきりのさよならだからこそ美しいなとも思います。再演しても同じものは見れないですもんね。でもこれっきりのさよならをしても、見て感じたこと、思ったこと、感動は忘れないんですよね。何が言いたいかというと、演劇めっちゃ好きだなと思いました。

物語も演劇も、終わるからこそ美しくて、愛しいと思います!

 


夜曲を見て、私って演劇が大好きだなとあらためて思いました。いい作品が見れてよかったです!

二次会のひとたち 感想

二次会のひとたち

2023.4.15〜5/7(東京、大阪)

(いつも書いてる日付、自分が見た最初の回と最後の回の日付なので初日と先週楽ではないです)

 


古き良き・・・古典的というか・・・正統派・・・なお話に、人が演じるお芝居が乗ることで、とっても個性的で素敵な演劇作品になっていました。演劇って面白い。

よくも悪くも、令和の新作でこういう雰囲気の作品が生まれることにびっくりしました。好きな人が出ないと見ないジャンルなので見れてよかったです。


結婚式の披露宴には招待されないけど二次会の幹事だけやらされる事になった拗らせでひねくれでワケありな4人がなんやかんやで激重な身の上話したりしてめっちゃ仲良くなる話です(ざっくりの極み)


脚本は正直あんまり合わなかったんですけど、最後にはハッピーで爽やかな気持ちで見終わることが出来て、とってもよかったです。それはもうキャストの皆さんのお芝居の良さだと思いました。あとカンパニーの雰囲気の良さ。脚本の好きじゃなさを中の人たちの関係の良さと芝居の力でゴリ押ししていい感じにする舞台ってめっちゃ好きなので、とっても好きでした。演劇ならではの良さですよね。


東京公演で感じたのですが、初週より中日、中日より千秋楽と(飛び飛びでしか見れていませんが)回を重ねる毎にお芝居が熱く大きくなっているように感じました。声も大きく強くなってましたし。どんどん激熱になっていて、見れば見るほどめっちゃ好きでした。

皆で熱くなっていくのがグルーヴ感というかなんというか、を、感じられて良かったです。皆で高まっていくのってカンパニーの雰囲気の良さがあってこそなので・・・

お芝居が熱くなると、必死さとか、そういうものが役の人生と被るというか、みんな自分の人生を必死に生きてるんだなと思えるから好きなんですよね。私も必死になって生きないとな〜と、生きる強さを貰えました。


あ!でも!見たそれぞれの回にその回にしか無い良さがあって、どの公演もとっても良かったです!


あと席の位置で見えるものが全然違うので、席によっても全然違う印象で面白かったです。

特に人の表情。特にのぶちん先生。斜め後ろ向きのお芝居が多かったので、前列上下の際でようやく表情が見えるみたいな場面がわりとあった気がしました。ちなみに裏を返すと背中もいっぱい見ました。お尻が小さくて脚が細い。東京の前列サイドシートとか注釈付き席、ありがとうございました。

 


舞台装置と音楽の雰囲気がとっても合っていて素敵でした。無声映画の字幕みたいな映像演出も面白かったです。音楽もカテコ以外はチャップリンだし。それで会話劇をやるっていう試みも変わってて面白いですよね。

音楽の展開とお芝居の展開を合わせる使い方も面白かったです。

もしかしたらオマージュがあるかもと思って、使われてるうち、ラブストーリーの『街の灯』を見たんですが(オープニングとかダイジェスト映像などで曲が使われてました)、最後の表情が印象的だったのに比べて、二次会は立ち位置とか角度的にあんまり表情が見えないので、やっぱり言葉・・・という訳でたぶんオマージュは無さそうと思いました。逆転の発想とか、普通に雰囲気が合ってて素敵だったのかもしれませんが。

 

そんな映画風演出とか、ちょっとレトロな雰囲気でレトロな感じの4人芝居をやるのが面白かったです。

2:2で男女が集まって最終的に2:2でカップルになるのも、みんなの第一印象が最悪なのも、1人ずつ激重過去を語るのも、それで理解し合えて仲良くなるのも、実際にそういう演劇は見た事ないんですけど、確実に知っている。無いノスタルジーを感じられて面白かったです。

ただ、おそらく狙ってないところでレトロ感が出ちゃってるな〜と思うところがあったので、それはちょっと残念でした。いじり笑いとか。

 


人をいじる笑いって、面白さよりも意地悪な感じ悪さが勝つので苦手なんですけど、現代劇のコメディ会話劇って、まだそういう誰かが貶められる意地悪なお笑いが主流なんですか・・・?

アツヒロさんへの新作当て書きって、行先不明から2作続けて会話劇コメディでいじられキャラなんですけど、寄ってたかって人を貶めるのはそんなに面白いんでしょうか?


私がいじり笑いが嫌いなのとは別に、人をいじるのがこの舞台の楽しい要素・ハートフル要素になっていいのか、ちょっと疑問がありました。古さもありますが理由がもう1つ、その話は後で出てきます。


幹事長とのぶちんの第一印象最悪ラブコメで、好きな相手に素直になれなくてちょっかい出したり意地悪するのも古・・・懐かしかったです。いい大人のそういう態度を良しとするのも個人的にはそろそろやめてほしいです。


他にも古いと思ったのは、花さんがオタクっていうか漫画全般詳しいのに「阿鼻叫喚」と「能面」がわからない、「ヤバい」で全てを表現するところ。漫画を読む人って活字を読む人なので言葉はわりとわかる気がするんですけど、そんな事は関係ない、ステレオタイプ若い女性はバカ(しかも物語とか花さんのパーソナルな部分には関わってこない)描写。ボケ上司とか言ってイキってるわりに馬鹿な女性・・・を見下す面白要素・・・

 

 

単に笑いが古いとか価値観が古いのが悪っていうわけではなくて(花さんのことは漫画を読む人が周りにいないのかなって感じですけど)

この作品って、子どもを産む予定も夫の親を介護する予定もない花嫁の価値観とか、ハラスメントスピーチ問題とか、仲良くない相手にちゃん付けで呼ばれるのが嫌とか、無能な上司の話とか、いかにもな✨最新の令和的価値観✨が出てきて、現代女性に寄り添ってるっぽい感があったんですよね。

でも、イジり笑いとか好きな子に意地悪しちゃうラブコメとか若い女性バカ描写とか、古(いにしえ)の笑いの積み重ねによって、そういう最新の価値観アピールが、こうすれば現代女性もニッコリやろ!的ないやらしさを感じるというか。令和的価値観が出てくるからこそイジり笑いとかの古さが際立ってくるというか。

お芝居が良かっただけに、お話に対しては正直なんかな〜と思いました。

 


キャストについての話ですが、個人的に、人をいじる人は邪悪だと思っているので、幹事長はわりと苦手なんですけど、美村さんのことはめっちゃ好きでした。美村さんでよかったです。


幹事長って初期設定の「陰キャバツ3」の時から不安しかなかったんですけど(陰キャが異性にモテるって何!?)、蓋を開けたらめっちゃこういう人いる!いた!中高生の時の友達にこういう子いた!って感じのキャラで、なるほどね!ってなりました。初対面の相手に暴力的な態度を取って男の子にモテる女の子って本当に"いた"んですよね。横暴ヒロインが流行ってた頃ですけど。

名前を決めるくだりで、呼び方は自分で決めるって言ったのに、「のぶちん」って言われたのを、理由を聞くわけでもなく小学生レベルの嫌がらせだと勝手に決めつけて、まだ人となりもよくわからない人の名前を面白おかしくいじるのが、本当に無理でした。申し訳ないです。

それとか「顔を見ると叩きたくなるんですよね。前世はサンドバッグだったんでしょうか」とか、正直そこまで言われるほど何かした?と思ってしまうんですよね。

のぶちん先生のクズ(?)エピソードとか最初の感じ悪さとか、への制裁をはるかに超えた、あまりにも暴力的な態度には好感を持てなくて、見てて少ししんどかったです。


でも、対のぶちん先生ではないところでは、お芝居がとっても良くてよかったです。過去語りの後半でちょっとドロっとした部分が出てくるあたり、回を重ねる毎に幹事長のお芝居がすごく熱くなってるのを見て、この人は必死に頑張って生きてるんだなと思って、最後に幸せになれるのが嬉しい気持ちになりました。

それと、2場で外の椅子に座ってる時の幹事長がまじでめちゃめちゃ美で感動しました。白いTシャツ、緑のジャージで陽の光に当たっているのがこんなに美しい人っているんだ!!と!!毎回めっちゃ見てました。本当にきれいでした。

あと大阪楽で印象に残ってることなんですけど。のろい少女の話の後、のぶちん先生が花さんに謝って、花さんが「のぶちん」って話しかけた時に、幹事長がすごく心配そうな顔で2人を見て、花さんが「ありがとう」のぶちんが「おう!」って言った時に、とっても優しく微笑んだのがめちゃ素敵でした。幹事長ってこんなに優しい顔で見てたんだ〜!これはさすがにキュンとしました。やっぱり言外の表現?表情?(見える席は限られていましたが・・・)ここでだいぶ印象が変わりました!見れてよかったです。


最初に見た15日公演を見終わった後の謎の爽やかな気持ちって、カテコでの美村さんのキラキラの爽やかな笑顔だったんですよね。この方たぶんめっちゃいい人なんだろうなと思って、同時にカンパニーの雰囲気の良さも感じて、とっても良かったです。

東京楽のカテコの挨拶で、お客さんに見せることでお芝居(作品全体)も変わっていくので、稽古とは全然違うものになっているし、観劇した全てのお客さんと一緒に作りあげました・・・みたいな話をされていたので(だいぶおぼろげな記憶)さらに好きになりました。観劇した全ての方に伝わってほしい。

最後に「ありがとうございます、お世話になりました」と仰っていたのが印象的でした。

 


啓介くんはとっても面白かったです!東さんめっちゃ背が高くて、さらにお芝居も長い手足を活かしまくっていて本当に大きかった!のぶちん先生との身長差体格差もめっちゃ良かったです。

啓介くんはクイズの所とか序盤の面白要素だったり、ピクルスとか歌の人を見ている描写が全部繋がってて、描かれ方も良かったです。

序盤の感じが知り合い?のすごい真っ直ぐなめっちゃ明るくていい人に似てて、こういう人いるよな〜と思っていたら思いもよらない方向に曲がってびっくりしたんですけど、そのしんみりする話への持っていき方も話もめちゃ上手で、めっちゃお芝居が上手・・・

余談なんですけど、東京と大阪の間のタイミングで、東さんが出演されてたTRUMPシリーズの作品のDVDを友達が見せてくれたんですが、身長じゃなくてお顔で東さんだ!ってわかったので結構見てるんだなと思いました(笑)発声がきれいで言葉がとっても聞き取りやすくて、やっぱり上手なんだな〜と思いました。

 

 

花さん・・・というか内田さんのインタビュー記事を初日前に読んだ時に、キャストにこういう言われ方するのはちょっと脚本が不安って思ったんです。オタクだと思ってたけど実際に脚本を読んだら今どきのギャルみたいな要素もあって、オタクって意識せずにそういう人だと思って演じる的な・・・(うろ覚え)そんな難しそうなキャラでも、内田さんの花さんはチャーミングで印象がよかったのですごい。とっても可愛くて良かったです。あと愛すべきいじられキャラっていうのもここで見たので覚悟ができました。ありがとうございます。

千秋楽の挨拶とかで実際に演じてどうだったかとか聞けたらいいなと思ってたんですが、カンパニー仲良しエピソードでしたね。


後半のみんな大好きな感じとか、過去語りのリアルな話し方とか、とっても可愛かったです。自分の居場所ができて良かったねっていうのにもしっかり気づきました。花さんと啓介くんは、最初は花さんの当たりが妙に強いんですけど、好感とか興味とか理解とかを感じられたので良かったです。でもやっぱり初対面で当たりの強い人が人から愛されるんですかね(自分の人生の話にするな!)

そういえば花さんが漫画好きな理由?意味?があんまりわからなくて、のろい少女を調べて探すだけなら漫画好きじゃなくてもネットに慣れていればできるだろうし、阿鼻叫喚と能面がわからないし・・・漫画好きな人っていうのは『つかまないでポニーテール』を知らないっていうための設定だと思うので、本当に漫画に詳しいんだと思うんですけど、オタクではないそういう人であっても、なんかこう、難しそうな役だなと思いました。

花さん、3場の衣装がとっても似合っていて素敵だったのと、カテコのキラキラ笑顔が素敵でした!

 

 

のぶちん先生は何から話していいのかわからないんですけど、めっちゃ好きでした。最初のつんとした雰囲気も、すぐに出る人間味もぴったりで、あとなんやかんや優しくていい人な感じが出ていてぴったりでした。下手からしか見えないくしゃくしゃの泣き顔がかわいすぎる。それと漫画描くよって話す時の素敵な笑顔・・・あと上手から見るとラストの暗転から明転でカテコに入る時にアイコンタクト取って微笑むのが見えてめっちゃかっこよかったです。

俺の事を好きな人はみんな好きって言うわりに先に自分から口説いてるのは謎でした(笑)

つまらないから振られるって言うけど、優しいし可愛いし、これまで振ってきた皆さんは何がつまらなかったんだろう。初恋の人の影かな。結局そんなに相手のことが好きじゃないからでしょうか。


28日の回で、ひとみちゃんの話をして描きたいものが無いんだもんな・・・って言うところでセリフがめっちゃ心に刺さったんですね。個人的にあの話ってとても共感できることに気づいて・・・詳しい所は全然違うんですけど、私も似たような事があって、ここでその話はしませんが。

で、うわ!こんなに自分みたいな話してたんだ!と思って見たらのぶちん先生の目に涙が光って、目も耳も真っ赤になって泣く時の顔(?)していて・・・・かわいい・・・激熱でした。上を向いて堪えるのも、鼻すするのも、めっちゃ熱くてとっても良かったです。私も泣きそうでした。

 

これは疑問なんですが、のぶちん先生が初恋の女の子ひとみちゃんを周りの男の子から守るどころか一緒になって笑ったりからかったりしたことへの後悔の気持ちから『のろい少女』が生まれたんですよね。それを考えると、二次会の人たちの中で、のぶちん先生がいじられる(≒からかわれる)とか、のぶちん先生が幹事長をいじる(≒からかう)のが作品の面白要素とか愛情表現ということになってるのは良いんでしょうか。我々観客はいじられる(≒からかわれる)のぶちん先生を笑ってよかったんでしょうか。というか、作品的にそれで笑わせてよかったんでしょうか。


のぶちん先生は序盤からいじられまくりで、さらに自分も好きな女の子(幹事長)にちょっかい出しまくりなのに、いきなり過去の話で "初恋の子を周りの男の子たちと一緒にからかってた事をずっと後悔してる" 話が出てくるのが、けっこう謎というか・・・謎なんですよね。

作品を通したいじり笑いとのぶちん先生の過去の後悔を両立させていいのか、疑問が残りました。


のぶちん先生は、ひとみちゃんを"守ってやるどころか、一緒になってからかったりした"ことをすごく後悔していて、優しくできなかったから、幸せになってほしかったからって初めての作品まで描いて、それ以外に描きたいものがないって今でも話しながら泣くほどの気持ちがあるのに、幹事長をからかったり、皆からからかわれたり、全体的に再生産をしまくってるというか。同じ悲しみを繰り返してるというか。

ずっと前のことだし本人も『のろい少女』を見るまで忘れてたのかもしれませんけど(そんなことある?)のろい少女の話の後はもう幹事長に対してちょっかい出してないので、本当に忘れてたのかな・・・


他の皆は啓介くんのクイズとか人を見てるエピソードだったり、幹事長が歌の話で悲しそう(観客はその現場は見れませんが)とか、花さんの居場所の話からのお別れ寂しいとか、語るエピソード由来の描写が多少あるんですけど、のぶちん先生は何だったんだろう。


「顔を見ると叩きたくなる」「(4人で一緒に住んで)のぶちん最低とか言って笑う」「(幹事長の)サンドバッグとして生きる」他にもたくさんのいじりをのぶちん先生は(たぶん)愛情表現として受け入れていますが、この作品の中でいじりを愛情の表現ということにするなら、男の子たちがひとみちゃんをからかってたのも同じようなものでは?と思えてしまいます。

そして幹事長も花さんも、ひとみちゃんをからかってた男の子達と同じような存在で、さらに我々観客は一緒になって笑っていたのぶちんと同じでは・・・?みたいなことを考えてました。

でものぶちん先生は、からかわれても「もう慣れたよ、そういう扱い」ってニコニコして受け入れて、最後には「そういうことなら、叩かれましょう」って幸せそうに幹事長のサンドバッグ宣言をしてたんですが、私が読み取れなかっただけで、決定的に違う何かがあるんでしょうか。

なんでしょうかね。


のぶちん先生の人物描写として、自分で「自分が無いんだ」って言うくらいだし、すぐ人に同調して自分の意見がないし、話す時も「そうだろ?」「そうだよな?」ってよく同意を求めるので、自我の無さの延長なのかなとか、

からかわれても気づかずに笑ってた(と思われる)ひとみちゃんと被せてるのかなとか、

自分がやってた事を自分で受ける的な何か自分に課してるのかなとか色々考えたんですけど、どれも微妙な感じですね。

 


あとは、作家先生がのぶちん先生の人物描写とは別でそういう男女を書きたかったのかな〜とかも思いました。二次会の人たちに出てくるカップルって、破談になった田所さんの新郎新婦とか不倫した新婦の母も含めて、全て女性が主導権を握っているし。幹事長とか花さんのキツさとかも、きっと作家先生はなんとなく高圧的・・・というか強い女性が好きそうとか、女性に振り回されたいんだろうなって印象があるので。

ただその場合よりによってのぶちん先生のバックボーンがひとみちゃんの話であることの謎は深まりますが・・・

 


現代劇・・・の中でも自分がその世界にいる可能性がある作品って、めっちゃその世界に自分がいる前提で見てしまうので、人をいじって笑うのとか、初対面でボロカス言う人とか、意地悪な人間が好きな人から愛されるのは正直しんどい部分はありましたが、お話にはしんどくなりつつも、お芝居としては本当に楽しく見れたので良かったです。やっぱり人が演じる演劇っていいですね。

とはいえその後のぶちん最低とか言って笑ったり幹事長のサンドバッグになったりして幸せそうに暮らす4人については考えただけでつらいので、続編とかスピンオフは、やっても、見れません。

 

 


これはふせったーに書いてた回ごとの感想でずっと言ってたのでもういいかなと思ったけど言っておくんですけど、のろい少女って本当にかわいい絵なんですけど、あれって絵本じゃなくて漫画なんですか・・・?いっさい文字のないフルカラーの1枚絵スライドショーで"漫画"・・・?つかまないでポニーテールも文字のないフルカラー1枚絵の連載だったんでしょうか。

善し悪しは置いといて、舞台の企画段階でどういうオーダーから"漫画"があのスタイルの作品になったのか、とっても気になりました。

 

 

グッズのハンカチなんですけど、「幹事一同」の熨斗とか、ポスター衣装の色の組み合わせとか、まるで合同結婚式のプチギフトみたいでめっちゃセンス良かったです。両ペア買いました。4人の仲の良さを見せつけられてるようでだいぶイラッとはしましたが(笑)

大阪公演では初日の昼には既に黄色と緑の方が売り切れだったみたいで、通販もなかったみたいで、地方公演で丸ごと無いのはそれはちょっと、どうにかなったらよかったのにと思いました。

 

 

大阪公演の話なんですが、前方ブロックの下手で、東京公演で千秋楽だけ売ってた注釈付き席よりも、角度がついてる席でした。公式先行抽選の席です。

正直、上手に向いて斜めの壁に映写される字幕はほとんど読めなかったし、椅子取りゲームの椅子とかジェニファーが頭撃ち抜くシーンとか、窓の外は見えなかったです。カーテンの奥が光ってたりカーテンが動いてました。私は何度も見たので何が起きてるか知っていますが、公式先行で当たった席なので、たぶん1度しか見ない人もその辺の席が当たってると思うんですよね。もう少し何かがどうにかなったら良かったな〜と思いました。作品全体の幅が紀伊國屋ホールサイズというか。会話劇なので言葉が分かればそれでいいのかもしれませんが。

舞台装置が上手向きに開けてるので、下手から見ると、ソファにもたれると顔がかくれるし、階段の向こうも壁のない虚無だったんですが、黒バックのアツヒロさんはかっこいいのでこれはこれで良かったです。あとはけっこう見えるように気を遣ってくださってるなと思うところも多くてめっちゃLoveでした。

のぶちん先生がハンバーガーを食べる時に、東京では回によっては立って後ろ向いて食べてたんですが、私の席からちょうど真横向きだったので、食べるところが見えました。一口が小さくてかわいかったです。

 

 

最後に、東京楽でも大阪楽でも、アツヒロさんが挨拶でこの(装置の)後ろにもたくさんのスタッフさんがいて皆の力で作りました的な話をされていたのがとってもよかったです。

演出家の方も登壇して挨拶されたんですが、めっちゃ演劇大好きな方とお仕事できるの幸せだなと思いました!劇場に行こう!

ベートーヴェン -届かなかった手紙- 感想

ベートーヴェン ー届かなかった手紙ー

2023.3.17、18夜 紀伊国屋ホール

 


とっても良かったです!リーディングとても良かったです!

ベートーヴェンを取りまく愛と親しみと尊敬・・・優しい世界に素敵な音楽・・・とっても幸せなひと時でした。


本当にシンプルで、装置も椅子とマイクのみ、楽器隊(ピアノ、チェロ、バイオリン)とキャスト4名が立って話すか座って待っているか・・・という無駄のない構成でした。出演者の身体と発する音が全て!みたいな舞台だったのですが、もう全部良かったです。

情報を極限まで削って、ちゃんと素敵なリーディングになっていたのが素晴らしいです。お芝居もよかったし、何よりキャストの皆さんの声がとっても良かったので、心地よくて癒されました・・・!

曲のタイトルが表示されたり、地図とか肖像画とか、絶妙なタイミングで映像が入るのが独特な感じでしたが、親切でよかったです。


休憩あり1時間半っていう短めの上演時間も、あの量のセリフと全員がずっと舞台の上にいるってことを考えると、ものすごくそれくらいで丁度いいな・・・と思いました。信じられないくらい疲れそう。というか私も疲れました。五関様という存在と一対一の真剣勝負でした。(?)

 

 

お話は結構サクサク進むんですが、これも回りくどさが無いというか、伏線を覚える必要とかが無く分かりやすいので、気を張らずに見れました。リースくんが単刀直入なのが、キャラの感じにも合っていて良かったです。女性の皆さんも聞かれたことについてすぐ話してくれるんですけど、回想も交えて語りと再現があるので、あとやっぱり皆さん上手なので、淡々としすぎずに情緒的でとっても良かったです。

葛藤とか駆け引きとか緊張感のあるシーンもありましたけど、終わったこととして出てくるし、基本的に皆から先生に向けた親愛とか恋愛とか尊敬とかに満ちていたので、優しい雰囲気で良かったです。ベートーヴェンめちゃ愛されてる・・・!と思いました。


ジュリエッタの愛してるわ!って叫びに対して「でも振り返ることはなかった。聞こえなかったんです。それほどまでに難聴は進行していた」とか、たまに出てくるリースの謎の察しの良さが五関様に妙に合っていて良かったです(笑)

 

予習ではリースさん本人についてネットで調べて分かる範囲でしか見ていなかったので、もっと詳しく知っているともっと別のことを思ったのかもしれないですね。

 

 

五関様のお芝居?朗読?会話がすごく上手になったなと思いました。

人の話を聞いて、思って、考えて、話す、の一連がすごく上手になったというかなんというか・・・結構ずっと五関様を見てたんですが、リアクションのお芝居ではなくって、本当に人の話を聞いてる感じがありました。ほんの少しだけ動きがあるというか、反応するというか・・・。だからこそ会話が成立して、言葉だけでお話がちゃんとわかると思うし・・・とっても良かったです。


結構ずっと五関様を見ていたのでちょっと観察記録みたいになっちゃうんですけど、17日にマクセへの曲でつま先がトンって動いて、その後わりとソワソワしていたのが可愛かったです。パンフレットで足でリズムを取らないように気をつける的なことを言っていたので、やったのかな・・・と思いました(笑)

17日も19日も最後のセリフが終わって座って、最後の曲の大公が始まると、ふーっと息をついて椅子の背もたれに背を付けていたのが印象的でした。


19日に、息をついて背もたれによりかかって、そこからちょっと上を見ていたのが特に印象的でした。朗読なのであの状態でリースくんかは分からないのですが、なんとなく先生のことを思い出しているような気がして、「大公」の優しくて壮大な曲の感じと相まってグッときました。

大公って後から調べたらベートーヴェンが人前で演奏した最後の曲っぽい?んですね。


本当に作品もお芝居(?)も良かったです。今期はコンサートのソロ曲も踊らないstory of usで言葉の強化がされたと思うので、次の夜曲から今後の身体表現込みのお芝居とかパフォーマンスもとっても楽しみです。

 


最後にカテコ多すぎ問題の話をしておくんですけど、18日夜公演の時に、五関様が挨拶?一言言うまで、客電がついても拍手が終わらずに何度もカテコが続いたんですよね。

隣の2人連れが「本当に声出すまで終わらないね」って拍手しながら言っていたので挨拶させるまで終わらないのか〜と思ったのですが、なぜ千秋楽でもないのに挨拶させるまで拍手するのか?謎でした。(正直これは2回続けてマイクに向かって喋るフリだけする五関様もどうなの?と思わないでもないんですけど)

拍手って良かったよって伝えるためにするんじゃないんですか?挨拶しろって伝えるために拍手してるんですか?

もう少しスマートに終わると余韻がいい感じでよかったかもなと思いました。個人の感想です。

シンデレラストーリー 感想

シンデレラストーリー

2022.9.6〜10.10 (東京、愛知、大阪)


ほんっっっとに面白かった!!とっても良かった!

春頃に佐藤アツヒロさんを好きになって初めての個人現場だったんですが、作品も役もお芝居も全部良くて、この世の全てに感謝・・・!

ご時世柄、いつが初日でいつが千秋楽になるか分からないのでとりあえずスケジュール的に行けるところは全部取ったんですが、全部見れて良かったです!完走おめでとうございます!(本当に愛知公演はどうなる事かと・・・(笑))


しっかりした脚本・音楽、凝って作り込まれた美術・衣装、映像、ミュージカルや他にもいろんな界隈で活躍してるキャストの皆さん、歌、お芝居・・・全部合わせた総合力がとても良かった・・・!

アドリブパートがすごく多くて自由度も高いんだけど、歌・踊り・お芝居のちゃんとするべき所がしっかりしていたので、フワフワせずに個人のフリースタイルも楽しめてとても良かった・・・!

何人かお友達を誘って見てもらったんですが、皆とっても楽しんでくれて嬉しかったです。

 


幸運なことにシンデレラは加藤さん水島さんどっちも同じ数ずつ見れたんですが、どちらも全然違う良さがあって、ダブルキャストっていいなと思うと同時に1回しか見ないとどちらかしか見れないのはもったいないという気持ちにもなりました・・・(ダブルキャスト公演の時にはいつも思う)


水嶋さんのシンデレラから私のシンストが始まったので水嶋さんから・・・リンデレラめちゃ可憐で可愛かったです。ほんわかした印象で声もきれいで歌も上手くて、初舞台からくる初々しさとかも含めてシンデレラのイメージにぴったりでした。

個人的に王子とのデュエットはリンデレラが好きでした!王子の声もよく聞こえて、この作品ってシンデレラのお話だと思うと、めちゃめちゃしっかり王子サイドの話が描かれてるので、王子の声がよく聞こえると2人それぞれの物語を感じるというか・・・なんというか・・・すごく良かったです・・・!

大阪の8日夜に鼻声だったので心配でした・・・!

 


加藤さんのリリデレラは強くて可愛くて圧倒的主人公!の感じがとっても素敵でした!元気で可愛い!歌がめちゃめちゃ上手い!芯の強さを感じるので「貴族でもぶどう娘でもありません。私は、シンデレラです!」の説得力がすごくて、なんだかこの強さが令和のシンデレラっぽいなと思いました。

王子とのデュエットはシンデレラの声が、先にリンデレラを聞いてるから比較したのもあるかもしれないですが、芯がしっかりしてて強いので、ただでさえ甘くて優しい大野王子の声がさらにメロメロに甘く優しく聞こえて、これはこれで可愛いペアでとっても良かったです・・・!

 


大野さんの王子、可愛くて幼いイメージが強くて、めちゃ可愛かったです・・・でも王子様のイメージにぴったりでとってもかっこよかったです。真実の愛の繊細そうな感じとか、まだ迷って未熟な雰囲気のところから・・・シンデレラに出会って別れて、その後のリプライズの真実の愛が歌い出しから全然違って、真っ直ぐで強さが生まれて、ミュージカルの人って同じ曲の歌でこんなに感情表現できるのすごい!と思ってました。(初心者の感想)

あと大野王子、お城の皆からの扱われ方(みんなで一緒に遊ぶとか)もそうだし、ほんとに幼そうな感じがあって可愛かったです・・・結婚を考える年齢なんだけど何歳くらいなんだろう。「今夜は帰しません!」って言ってもほんとに夜通しお話して眠くなったら寝そうな気がする・・・(笑)

王子がけっこうホワホワしてるので、ホワホワしたリンデレラとの相性も良いし、しっかりしてそうなリリデレラとの相性も良いし、素敵でした!

 


吉野さんの王様と彩吹さんの王妃様めちゃめちゃ良かったです!ほんとに可愛い。ずっとイチャイチャしてるのも可愛いし、面白いところは面白くて真面目なところは真面目にしっかりしているので行き来のメリハリがすごくて・・・シリアスなところから面白いことする時の面白みがすごくて・・・(笑)

お芝居じゃないけどデュエット曲の演出が全部好きでした!カラオケ演出もかわいい2人もかわいい女官ズもかわいいピエールもかわいい・・・

大阪8夜のアフタートークを拝見したんですが、そこでデュエットのとき、王様が王妃様の髪にお花をさしてあげる振りのところで、ダンゴムシを食べさせた話をしていて・・・(笑) 次に見た回(10日の大楽)のそのシーンでダンゴムシのこと思い出して謎タイミングで笑っちゃいました・・・(笑)

 


入野さんのピエールもとっても良かったです!入野さんは以前から存じ上げてたんですけど、プリキュア5のナッツからのため、とっても前から活躍されてるイメージだったので、思ってたよりずっと若くてびっくりしました・・・!歌も上手でお芝居も良くて、声優さんってすごいんだな〜と思いました(初心者の感想)

声優のお仕事で知ってるのが可愛い役ばっかりなんですが、ご本人もわりと小柄だし可愛い雰囲気なので、作品のファンシーで可愛い雰囲気にもぴったりで素敵でした。この作品、出演者の皆さんも全員ファンシーで可愛いですよね・・・

王子とのツーショットも相性よくて可愛かったですね・・・可愛いしか言ってない・・・(笑)大きくてポヤポヤした王子と小さくてキャンキャンしてるピエールの組み合わせ、ほんとに可愛かったです。

 


ピエールの部下ズも御三方それぞれ個性的で素敵でした。

神里さんはチュウ太郎の着替えの介錯の時にお顔を覚えたんですけど、爽やかな笑顔が素敵でちょっとキュンとしました・・・!

中野さんはめちゃ嬉しそうにクッキーを食べるのと、大阪公演で冒頭のだるまさんがころんだの時、剣を抜いてピエールを刺そうとしてたのが(笑)チャーミングで好きでした(笑)

安福さんはスワンキングで拝見してたみたいで、めちゃ直近で見てました!靴屋さんの軽やかなステップが素敵でした。ベラドンナとのペアダンスは本当にありがたいものを見せて頂きました・・・!!

 


アツヒロさんのベラドンナは・・・話すと長くなるんですけど・・・長い部分は最後にまとめておきます

パワフルで強くてかっこよくて可愛くて、とっても素敵でした!アツヒロさんの歌って発声とかはあんまりミュージカルの歌っぽくはない印象なんですが、それも役にぴったり合っててよかったです。

全体的にチャーミングで可愛らしいんだけど迫力・・・凄みもあって、お芝居の良さも堪能できて本当に素敵でした・・・!

ビジュアル発表からずっと美女!悪役!意地悪な継母!で大興奮してたんですけど、実際に作品で見たらあんまり意地悪ではない・・・というか強く逞しく生きてる女性感が強くて、とっても良かったです!

 


ゆいPさんのオードリーとっても可愛くて良かったです!デルサタっ子だったのでおかずクラブは定期的に見ていて、生で見れて嬉しかったです。お芝居してるところも歌うところも初めて見たんですがとっても良かった・・・!意地悪だけどとっても可愛くて・・・あとはもう、本当に膝が大丈夫なまま終われてよかったです!

それと、メイク動画を上げてくださってありがとうございます!元々メイク動画が大好きなので、好きコンテンツで見れるのとっても嬉しかったです!

 


まりゑさんのジェシカは可愛くてちょっと怖くてツッコミが鋭くて、とっても素敵でした!可愛さと怖さのバランスがとてもよくて、めちゃめちゃお芝居(演技もだけど場の盛り上げ方とか収め方とかの進行とか役割を全うするとか)上手なんだなと・・・ぜひシリアスなお芝居も見てみたいです。わりと放し飼いなベラドンナとオードリーをちゃんとまとめる末っ子凄かったです!あとベラドンナのくんくん!のシーンで回を重ねるごとにツッコミが辛辣になってたのが印象的でした(笑)

 


アンミカさんの魔女、実は私はアンミカさんのことを全然存じ上げていなくて、通販とかハッピーラッキー以下略のことも知らなかったんですけどめっちゃ楽しんでました(笑)愛知公演の時にあれはアンミカさんの本人要素だと友達に教えてもらってびっくりしました(笑)

喋り方が普通の喋り方なのがとっても好きでした。何度か"普段の喋り方が素敵だからそのようにセリフも言うようにした"って話を見ましたが、本当にそうだなと!

歌もとても良かったです!歌声かっこよくて素敵でした!優しいところと強いところの使い分けがとっても好きでした。

 


ネズミたちもみんな可愛くてよかったです!ぬいぐるみ&人っていうのが面白い!お家のチュウ太郎(和田さん)、チュウ1(humorさん)、チュウ2(夏目さん)はそれぞれみんな個性的で、ダンスとかアクロバットもかっこよかったです。衣装の個性の付け方もとっても好きでした!わちゃわちゃしてるの本当に可愛くて癒しでした・・・!

チュウ太郎の和田さんが恋ヴァで拝見していたっぽくてびっくりしました!たぶんとてもかっこよかった子だと思うんですけど(記憶が遠い彼方)・・・動物の役ばっかり見てる(笑)チュウ太郎かっこよくて素敵でよかったです!

ワイルドイケメン(たまにオラオラ)のチュウ1とほんわか可愛いミッキ・・・チュウ2のコンビ感すごく好きでした。対比のあるキャラが仲良さそうにしてるの可愛かったです。最後のシンデレラと王子のデュエットの時とか。

 


川原さんのミスターマウチュは初演とだいぶ役が違う?っぽいんですがキャラと曲とタップダンスがめっちゃ合っててとても良かったです。キャラ設定もお城ネズミの女の子たちと合わせたビジュアルも馴染みがよくて、でも川原さんの独特な声でファンタジー感が出るというか・・・見た目と雰囲気は普通に大人っぽいけどシンデレラと王様・王妃様のシーンとかあんなに子どもっぽい・・・というかなんというか・・・無邪気でも変な感じにならないのが良いなぁと思ってました。川原さんの声とっても好きだったので、また機会があれば出演されてる作品見たいです。

あとダコタ?(名前がうろ覚え)美容院の子が川原さんなの愛知公演でやっと気づきました(笑)

 


棚橋さんの美容院オーナーとプリンセスローズマリーのお付の人はもう強烈なインパクトで(笑)頭のオレンジと紫のふわふわとヒョウ柄のパンプスがめっちゃ似合ってました。全体的にクセの強い登場人物たちの中で、美容院オーナーが出番は少なくてもガッツリ印象に残るのがとてもよかったです!オーナーの存在は今回のお話においてわりと大切な気がするので・・・

あとカテコでバンド紹介的な所で踊り狂ってるのも印象的でした!

 


花陽さんのプリンセスローズマリーはめちゃ逞しくて可愛くて素敵でした・・・!結婚式のシーンで最初の方は泣いてるけど最後にはキラキラの笑顔でハンカチ振って決めポーズに向かうのが、初めて気づいた時めちゃくちゃグッときてちょっと泣きました。大好きでした!

女官ズのリーダーみたいな眼鏡の子も花陽さんだと思うんですけど、めちゃ表情豊かなリアクションがとっても面白かったです(笑)

 


女官ズみんな可愛くて大好きでした!表情でのリアクションのお芝居が皆さんとても良かった・・・!団体芸も可愛くて、王様と王妃様のデュエットのとことか大好きでした(笑)まばたきしてるのとかめちゃ可愛かったです(笑)

街の娘たちの歌も皆さん元気で可愛くて良かったです!

お城ネズミたちも本当〜に可愛くて!あの衣装ほんとに素晴らしい!シンプルだけどとっても可愛い・・・!

女官ズ=街の娘たち=舞踏会の女性たちは女優さんたちの名前も合わせてどれがどなたか判別できるようになったんですが、お城ネズミたちは最後まで見分けられなかったのが心残りです・・・!DVDで見ます・・・!

 

本当に全員が個性的で魅力的でとってもよかったです。

多方面で活躍されてる皆さんがそれぞれぴったりな使われ方で、歌もお芝居もうまいし、ご本人の味もいい感じに取り入れられて、本当に素敵でした・・・・!

 

 

もちろんキャストだけでなく、舞台美術や生演奏の音楽、映像演出もとってもよかったです。久しぶりに舞台いっぱいの巨大装置が見れて嬉しいです。抽象なのでずっと緑の世界がありつつ階段で場所の変化を出すのが素敵でした!他でよく見る書割と場所ごとの装置(柱とか)がどんどん変わる作品もいいんですけど、階段の位置とか壁、扉、1階のおうちセットで変わりつつも、上には緑の世界がどっしり構えてるのがひとつの物語(オープニング映像の絵本みたいな)って感じで好きです。

おうちセットはしっかり作られてるのもよかったです・・・!生活感も出つつファンシーでかわいいし、これがあるから抽象舞台でたまにある漠然とした雰囲気にならないのも・・・でも2階は扉だけでわりと抽象的な感じなのでサッとどかして魔法使いの魔法のシーンができる・・・

あと舞台の3階半っていうすごい作り!!!3階建てセットも初めて見ましたがさらに上もあってすごい。1階前列だと上の方見るの大変だったので(笑)出演者ファンが前列で、一般とかファミリー席で取れる1階中〜後列が見やすい舞台の作りなのもいいなーと思いました。

そしてそしてその3階半の高さと、どんどん動いていく4パーツの階段でできる1階からてっぺんまでの直線・・・・!!!!あれ本当に凄かったです!そこまでは移動の間も絶対並ばないように計算されて動いてるので、びしっと並んだ時の感動がもう・・・すご・・・!!

あと動く壁が!スクリーンになったり魔法をかける時のいい感じの隠しになったり大活躍なんですが、ランダムだと思っていた穴とかへこみが結婚式の時に十字架になるのが、階段と同じくらい気持ちよかったです。十字架になるって気づいたの大阪とかなんですけど・・・(笑)


プロジェクター投影の映像もとってもよかったです。オープニングが絵本風でエンディングが映画風なのはどうして!?って思ったんですけど(笑)この作品はミュージカルなのでどちらでもないのでいいかな・・・(笑)

キャスト紹介の時のフォントとイラストがとっても好きでした。おしゃれ!魔法かけるときのハッピーラッキーもあの書き文字フォントで・・・・は難しいのかな・・・・

魔法をかける時とかラストシーンのシルエット投影もとってもよかったです。最後のシンデレラと王子様めちゃロマンチック・・・!

あと王様と王妃様のデュエットで流れるカラオケ映像・・・本当に好きでした(笑)めちゃめちゃ笑いました(笑)

 


お話の中身についての話、このシンデレラのお話でいちばん特徴的なのって恋愛の多様性だと思うんですけど、それで少し気になった話

魔法使いを女性にしてシンデレラの母親との関係を女性同士にして、たぶんその伏線というか理解への手がかりとして、美容院のくだりで男性同士の関係も出てきたのかなと思ったんですよね。

あとピエールの配偶者的な存在が初演は奥さんだったのが"パートナー"に変わっているのも。

でも恋愛の多様性を全面に押し出した結果、王子の恋の相手は本当に年頃の"娘"でよかったのだろうか?と思ってしまう部分もありました。

王子はピエールにはパートナーと言いつつ、自分がこれから選ぶ配偶者のことは"お嫁さん"と言っているんですよね。王子の結婚相手は世継ぎを産む必要があるので女性じゃないといけないのはまあそうなんですけど・・・う〜ん・・・


魔法使いとシンデレラ母の関係はとても自然で素敵で、アンミカさんの魔法使いがとても愛に溢れてて・・・とても良かったので魔法使いはアンミカさん以外に考えられないんですけどね。

 

もうひとつ、魔法使いはシンデレラのお母さんと"愛し合ってた"けど、シンデレラのお母さんは引き離された時に「愛された事実だけあればいい」と言いつつも、今後(たぶんこの時点ではまだいないと思う)できる人間の異性の恋人との間に生まれる子供について約束するの、魔法使いからしたらとても切ない気がするんですよね。それを守る魔法使いの愛が深すぎる・・・

(あと魔法でお金持ちにしてあげるって言うけど大魔王様に引き離された後なので魔法は1日しかもたないのでは)

というのも思いました。

 

それと

魔法使い(女性)→←シンデレラ母(女性)→←シンデレラ父(男性)→←ベラドンナ(女性(男性))

の複雑な恋愛模様 (笑)


子どもたちにとってベラドンナってどう見えるんだろうなとちょっと思ってたんですが。ベラドンナは男性が演じてる身体女性でシンデレラ父と夫婦だけど、別で男性だけど女性っぽく喋るゲイの美容院オーナーも出てくるわけで。大人はお約束的にその違いが分かるけど、子どもはその差をどこまでわかるんだろう〜。というかベラドンナってどこまで女性に見えるんだろう。けっこう気になる。子どもの時に見てみたかったなと思いました・・・(笑)

 

 

恋愛の話を続けたのでついでにベラドンナとシンデレラ父(シャルルっていうらしいです!大阪のアフトクでお話されてた!)の話

シンデレラのお父さんとベラドンナが再婚した理由?について、

ベラドンナの「昔は熱く夢を語るロマンチストに見えたのよ。でも今では夢と金が無くなって、カスだけが残ったわ」

お父さんの「再婚する前は優しそうに見えたんだ」「ゴキブリを見たら失神するような女だと思ったんだ」

って言ってからの「ベッドが広すぎて愛と寂しさを勘違いしたんだ」

この感じ、めちゃめちゃ恋愛してるんですよね。

再婚ってことはその頃は2人とも子持ちで配偶者なしの状態だと思うんですけど、そこで子どもの親が欲しいじゃなくてしっかり恋愛して恋人して結婚してるのがいいよな〜・・・と思いました。あとしっかり体の関係をにおわされて(におわされてるよね!?)びっくりしました。

それに関連して、ベラドンナが2人の子どもがいる状態で、熱く夢を語るロマンチストに惹かれて再婚しちゃうところがけっこう好きなんですよね。熱く夢を語るロマンチストの言う「お金の心配はさせない」ほど信用できないものは無いと思うんですけど・・・(笑)


なんかベラドンナとシンデレラのお父さん、すごい勢いで燃え上がって再婚したんだろうなと思うし、お似合いだなと思うんですよ・・・・・・・どちらも相手のこと"〜に見えた"とか"だと思った"なところも含めて・・・(笑)


あと売れるチューリップの球根を嗅ぎ分けるくだりも、ちゃんと惹かれあって協力しあって一緒に人生を歩んでたんだな〜と思うと同時に、シンデレラが何歳くらいの時だったんだろうな〜と思って・・・というのはシンデレラが再婚前のベラドンナについて全く知らないってことは赤ちゃんだった可能性もあるわけで、ということは育てたんですか?でも童話版でもそこそこ大きくなってからいきなり結婚しましたで家に来るので、そんな感じだったのかな・・・いつごろ球根嗅いでたんだろう・・・・

 

 


ここからはベラドンナについて、長くなるので後で書くっていってたパートです。

見る前に写真から思い描いてた人とは本当にびっくりするくらい違いました(笑)

衣装もビジュアル公開の時に最高なやつ!ってなったんですけど、全身見たらパンタロンで!70年代?ヒッピー?みたいな感じだったとは思いもよらなくて、かっこよかった・・・!

あと舞踏会の紫のドレス!!!ボンネット!!!!ジャニーズでいちばん紫のドレスが似合うんじゃないですか・・・本当に似合っててめっちゃありがとうございます。本当に似合ってました・・・・・多分なんですが胸のラインが本人の胸板のラインなんですよね。凄い胸筋を感じてよかったです(笑)

ベラドンナは世間一般でいうと意地悪な継母の役なんですが、単に性格がやばい意地悪ではなくって、というかあんまり意地悪じゃないというか、そんな印象もありました。

個人的に、意地悪っていうと目的がシンデレラを不快にさせるみたいなイメージがあるんですけど、そうではなさそう〜と感じられるのがとても好きでした。

本人がパンフレットで根底にあるのは娘たちへの愛情(的なこと)とか言ってたり、直感で諦めず前向きに生きる・・・みたいな・・・スクショとか控えてないので雰囲気でしか覚えてないけど・・・みたいなことを言ってるのが、本当にその通りだなぁと思いました。強くて逞しくて好感すら持てるキャラですよね。前に進む(生きる)力が強くてかっこよくて、とっても元気をもらえる素敵な役だと思いました!


"シンデレラから見たら意地悪だけど本人には別の正義がある(的なこと)"をパンフレットで言っていましたが、多分シンデレラも意地悪な継母達にいじめられてるとはそんなに思ってなさそうなのがまたいいですね。

いじめられてると思ってたら毎回「奥様!!!」って直されてもお母様って呼び続けない(ような気がする)し、王子にあんなに楽しそうに毎日走るとか掃除の話をしない(ような気がする)し、舞踏会に行きたいって言えない(聞いてもらえない)と思うんだよね・・・・聞いた上で招待状破ったりひどいことはしてるけど。ひどいことはしてるけど、まじでひどいことしてる時はオードリーとジェシカを王子様と結婚に近づけるためなので・・・・

ベラドンナはガラスの靴を割ることもできたし自分の部屋に隠すこともできたのに、まああとはシンデレラを殺すこともできたけどやらなかったのは、やっぱりそんなにもう本気で救いようがないほど悪いやつではないってことなんだろうなぁ。たぶん。たぶん。


あとめっちゃ賢いなと思ったんですけど、かくれんぼの時も(ピュアすぎる周りのみんなとの対比も含めて)そうだし、オードリーとジェシカが靴に足いれるくだりとか、煮てガラス膨張させるとか相当賢いですよね!?生きるための知恵というのかなんか逞しくてよきでした・・・そういうところと美容院を探して1日歩き続ける強さを併せ持ってるのが、生命力の強さを感じられて好きです・・・・・・・

家柄と金持ちと巨乳の話も、女は捨てない限り女のくだりも、これまでの大変だった(と思われる)人生を感じられて、それを経ての今の強く逞しく、力強く生きる姿があるのがとてもよかったです。役とお芝居も合っててよかった・・・!


だからというか何というか、おとぎ話でたまにある意地悪な人への制裁をベラドンナは特に受けることも無く(年頃じゃないって突っぱねられて悔しい程度)(意地悪とかではなく年齢的な理由なので制裁でもない)(しかもその直後の話で客席から同意の大喝采を浴びる(笑))、なんなら結婚式で「わたしが育てました!」って言っても確かにそれはそうなんだよな・・・と思っちゃうんですよね。シンデレラと王子の話が盛り上がるきっかけの"毎日走ってる"とか、"床掃除が大変そう"とかは、そういう風に育てられてこそだと思うので。

それと、ずっと「奥様!!!!」って私はお前の母親じゃないアピールしてたのに掌返して母親アピールするのも強くて逞しくて(笑)好きですね。

 

 

 

ここからは私はアツヒロさんのお芝居が好きなんですけど、というか好きな感じのお芝居をする俳優?お芝居する人にやっと出会えてめっちゃ嬉しいんですけど、特に体の使い方がとっても好きなんですよね。という話です


アツヒロさんが基本的な立ち方と身のこなしで女性っぽさを出してるので、他のお芝居はそういう人の部分に全振りできるのがすごくよかったです。逆にどれだけ凄みのあるお芝居をしても佇まいが女性っぽいのでマダムが崩れないのが素敵でした。

ベラドンナの立ち姿がとっても好きだったんですけど、特に舞踏会の時にシンデレラと王子の様子を上から見る所とか、背中のラインがとってもいいんですよね。あと体の形だけではなくて視線も・・・というか見方・・・目の位置と顔の角度と体の向き?の兼ね合い?最終的に出来上がった姿がとってもきれいでした。

ちょっと捻りを入れる感じは女優というより女形っぽいなと思っていました。女性が立って様子を伺うとき、女優だとただ立ってるだけで女性が立っている状態になるけど、アツヒロさんは女優であり女優ではないので、女性が立っている状態を作るのにひとつお芝居があるのがいいですよね。

というかたぶんアツヒロさんが役ごとに基本の姿勢みたいなのを作ってるのかもしれないなと思いました。前回見た行先不明でも佐々さんの基本姿勢みたいなのがあったし・・・ジャニーズ伝説でもプロデューサーとデボーゾンさんは立ち方を分けてる気が・・・わかりませんけど・・・


セリフの感じは熱くて激しい部分が多いんですけど、黙って立ってたりちょっと動く時とか、ダンスの時とか、立ち姿とか身のこなしが優雅なので、アツヒロさんのしっとりした雰囲気と相まってなんかめっちゃ色っぽくてよかったです。本人もわりと時と場合によってのギャップがあるんですけど、ベラドンナでもギャップが発生するのがよかったです。


熱くて激しいお芝居もとっても好きでした!ハチャメチャで面白くて・・・でも全体的にファンタジー感があるので世界にもお話にも馴染んでいて・・・

あと基本的に熱くて激しいので、シリアスシーンでの凄みと怖さが倍増してたのも本当に良かったです。大阪公演で、シンデレラがガラスの靴を眺めて思い出に浸ってるのを上から見てる場面で、後ろの席の子どもが「怖い・・・」って呟いてるのが聞こえて最高でした。


ダンスシーンもとってもよかったです・・・・・まさか男性とタンゴ踊るシーンがあるなんて・・・おたく大歓喜です。ありがとうございます。シンデレラの踊りについて行こうとするところもすごい可愛かった。不服そうな顔でちょっと口開いてるの可愛いんですよね・・・たまに口が動いてたので文句言ってたんだと思う(笑)「なによ〜」みたいなのは読み取れました。

エンディングのダンスも優雅でよかったです。本編終了後(エピローグ的な感じだけど)にみんな一緒に楽しく踊って終わるやつめっちゃ好きなので嬉しいです!

 

あとこれめっちゃ重要なんですけどアツヒロさんの力強お芝居とっても好きなんですよ・・・・力込める時に沈み込むのがとてもいい・・・あと女性だと思うと手が大きいので表現が大きくて良・・・・・・・・・

からの無駄のない軌道の回し蹴りとかドロップキック(笑)ほんと素晴らしい・・・・・・・・・


家柄と金持ちと巨乳の話で、確か13日昼公演なんですが、ぐっと重心落として喋るのが、いつもかっこいいんですけど特にその回は本当にかっこよくて力強くて、めちゃめちゃ良かったんですよ。その話の間ずっと強くて良かったんですけど、ぐんぐん盛り上がっていって最後の「私がルールになってやる!」の声と全身から放たれるパワー(?)が半端なくてめちゃ圧倒されて、人間の力って凄!!演劇って良!!!アツヒロさん好き!!!!と思って!圧倒されすぎて、拍手しないとって思った時にはもう進んでたので、場内は静まり返ってましたけど、あれはみんなベラドンナの力に圧倒されてたと思う。映像だと体感は全然違うかもしれませんが、DVDのリンデレラ版がこの回のはず!

その後の回では日替わりでちょっと面白い感じになってて、決まって拍手が起きる場になってたのが、ちょっとだけ勿体無いような気もしました。ちょっとだけね。


あと結婚式のシーンで、皆が舞台つらで1列に並んで舞台の中央奥を見る時、アンミカさんが出てくる時だと思うんですけど、ベラドンナの立ち方と沈み方がほんとにかっこよくてほんとにかっこよかったです。キリッとした表情も素敵でした・・・!!

 

あと特記事項が何かあったかな・・・

日替わりでガラスの十代とかパラダイス銀河とか歌ってるの可愛かったです。あと地方公演のローカルネタで分からなくてキョトンとしてるの可愛かったです。

 


大楽のカーテンコールの挨拶で、役への気持ちは舞台の上に置いてきたので(あんまり話すことは無い)的な感じのことをお話されてたんですけど、めっちゃ好きでした。それを見るために私は劇場に行きお芝居を見るので・・・・・・そう言えるだけのお芝居をしたと自分で思えるのも、見てた私が本当にそうだよな・・・と思えるのも、素晴らしいことだな〜と思いました。

あと配役の情報解禁から女優よ!って張り切っててパンフレットでもステレオタイプ女言葉で話してて(笑)で公演やりきって千秋楽が終わったらサッと役が抜けました!素です!みたいなのが、すごくきれいだなと思いました。

(佐々さんの時は大楽カテコ挨拶でも佐々さんのまま話してたらしいので、時と場合によるのかも?しれませんが)


あ、あと出だしの「ベラドンナ役の佐藤アツヒロです」がもう最高に好きでした。 これはどこで誰と演劇やってきたかにもよると思うんですが、「○○役をやら(さ)せていただきました」派も多いですよね。ジャニーズ内でも人によりますものね。私は高校演劇で顧問に教わったので「やらせていただきました」は言わない方が好きなので・・・好きな人がそういうタイプで嬉しいです。

一切の無駄のない名乗り、とっても好きでした。

 

 

恐らく以上だと思います!DVD本当に楽しみです!

本当に素敵な演劇体験でした!ありがとうございます!

ABC座 ジャニーズ伝説2022 感想

ABC 10th Anniversary

ジャニーズ伝説2022 at Imperial Theatre

121517(どちらも夜)

 

 

ありがとうございます!!!!!

今年も見られて本当に良かった!今年も去年と同じく帝劇で面子も変わらず、本当にありがたいです!

でも2幕構成が復活したり、メドレーも新しいし、他にも色々変わったところもありましたね。

 

 

中でも去年と今年で一番大きく変わったのは・・・私がアツヒロさんを好きになったこと・・・!()

だから見え方が変わったり、もちろんその要因だけではなく、演じる側も続投なのでお芝居が深まったりもあったと思うんですが、すごく理解が深まりました。17年から毎年見れているんですが、新しい気づきをたくさん得られて本当に良かったです。

 

あと座席もね、去年は1階前列だったんですが、今年は2階席の前列とA席の2階最後列でした。去年見えなかったフォーメーションとかがしっかり見えて、お芝居もしっかり見れた気がします。さすがに遠くて表情はあまり見えなかったんですけどね。

 

 

 

まずデボーゾンさんと初めて会った時に帽子を使ってやる悲しき雨音のところ、今までほんとに飯野くんしか見てなくて分かってなかったんですけど。輝彦に帽子を投げられてデボーゾンさんが受け取って、輝彦と目が合って輝彦が微笑んで帽子を返すまでの一連のやりとりで、アドリブ(ではないけど)のパフォーマンスの良さももちろんですが、そのアイドル力というのか、歌と踊りの良さだけではない魅力にハートを射止められたようにも見えて、とっても素敵でした。そりゃあジャニーズのこと好きになるよな〜と妙に納得しました。

今回、輝彦とデボーゾンさんのレコーディング後の2人のシーンですごくデボーゾンさんが輝彦にメロメロになってる感じがあったので(セリフはそんなに変わらないけどお芝居の雰囲気とか?が)、それも良かったです。輝彦、君は素晴らしいよのところですね。

 

そしてそこの雰囲気が良くなると、その後の日本に帰る話のつらみが増して情緒の振れが大きくなるのも・・・そこからのアイリメンバーがまたとっても良くて・・・

今回、初めて気づいたんですが、デボーゾンさんのおうちセットの時、壁の後ろに映像で背景の絵が出ているんですが、それが

  初めてデボーゾンさん宅に来たときは昼

  ネバマイをもらった時には夕方

  日本に帰る話の時には(映像は無いけど窓外の照明的に)

になっていて・・・!

アニメみたいな背景だったので、映像に気づいた時にはいらないでしょと思ったんですが()、ちゃんといろんな表現になってたんだなと気づきました。

 

ネバマイが夕方っていうのが、ロマンチックな時間だけど陽が傾いて不穏な感じもあってドキドキしますね・・・

あとその夜のセットからのアイリメンバーへの繋がりがとても良くて、今年あったかどうか忘れちゃったんですけど、18年から夜景の映像が後ろに流れていて夜のイメージが強かったので、たぶん去年忘れたすごくいい導入もこれだったのかな。

それと今年のアイリメンバーは2番がなくて17年版にあるアウトロ(たぶん少年隊プレゾンのChangeと同じアレンジのやつ)があって、いつもと違うな!と思ったんですけど、去年のを忘れてしまい・・・去年どうだったかな・・・

 

 

去年、時間の関係もあり、物語部分が相当スピーディーでテンポよく簡潔になっていましたが、今年はさらに?ここ無くなったなと思うところが多くて、でもその代わりにどこが増えたのかあんまり分からないんですよね。ウエストサイド物語と光GENJI伝説くらいしか思いつかなくて・・・ふしぎ・・・

 

 

 

以下、なんとなく時系列の感想(思ったことと後から読み返して思い出すメモが混在してます)

 

 

あおいさん新録コメント!ジャニーズの4人とジャニーさんとメリーさんの6人で・・・という話があり、6人と言われるとえびさんとアツヒロさんで6人を思い浮かべるんですが、これが最後の伏線になっていて()今年すごくわかりやすかったです。

 

We're Johnny’sの前奏が無い!「ジャニーズ伝説」の看板も無い!(会見ではあったよね!?)あの看板、めっちゃ見たいけどな・・・

We'reジャニーズのえびさんが手わーってやると照明がわーってつくとこ本当に好きで、世界が始まる感じがするんですよね。ぐっときます。

やはり無くなった「色とりどりの」を初めとして・・・2番の歌詞がどんどんグループ名になっていってますが()毎年思うけど今後どうなっていくんだろう。

 

 

とつジャニーさん、雑誌で見た目から寄せてくみたいなことを言ってたはずなのにめっちゃ髪長くて()眼鏡とかが寄せたポイントだったのかな?

とつジャニーさんとせぶんめんのところすごくよかったな・・・とつジャニーさんの父性とか優しい愛みたいなのが感じられて、とっつーがジャニーさんなの本当にいいですね。

 

ワシントンハイツの曲好きなんですけど短くなった?エラーズの名前変えようのくだりで、前はジャニーさんの歌うパート(エラーズとかへターズって名前も愛があるからこそだよ的な)(去年のブログにそれらしい事が書いてあった)とかがあった気がするんですけど、今年は無くてサクッとジャニーズになりましたね。

飯野くんがJrのみんなが前に来る前にもう学ランを脱いでる気がするんですが()あれは別に隠しの訳ではないんですかね?

 

 

エストサイド物語も大きく変わってました!もはや映画館の席にすわるところも無くなりましたね。

飯野くん?五関様?よすぎてびっくりしました!ダンス本当にかっこいい。しっかり歌と踊りを見せてくれるの本当に嬉しいです。かっこよかった〜途中でちょっと背中がチラ見えしてたと思うんですけど最高でした()ダンスがとってもかっこよくてかっこいい〜ってなってる時に歌い出すと声がかわいくて、すっごい不思議な感覚になるんですよね。それが好きなんですけど。声可愛かったです・・・

 

アツヒロさんととっつーが出てきた時に子どもの喧嘩に大人が出てきた!?ってなりました()とっつーとアツヒロさんってダンスの系統・・・動きの優雅さがわりと似てるので、この組み合わせめっちゃ可愛いんですよね。あとなんか声も2人ともちょっとハスキーになってたのか()雰囲気が似てて。この2人の組み合わせいいですね・・・!

 

その後みんながはけてアツヒロさんがひとりで歌うところ、あの歌って誰か役を想定してるんでしょうか?ウエストサイド物語あんまりよくわかってないので分からないんですけど・・・すごく良かったです!アツヒロさんめっちゃ歌上手くてびっくりしました(何度か生で歌ってるの見てるのに)。声もかわいいし。

そういえば、つい先日プレゾンのウエストサイドストーリーの感想サイトを見たので、アツヒロさんはウエストサイドストーリーやってるんだよなぁと思いながら見てました。

 

 

テレビ局のシーン、アツヒロプロデューサーがめっちゃかわいかったです()楽しそうで元気で、上から下までチェックの衣装もかわいいし。あの重心の低い忍者みたいな小走り好きです。

GENJI通達の時となんかもう1箇所忘れたんですけど、光GENJIの話をしてる時にアツヒロさんがセンターで背中むけてるのがいいな〜と思いました。

 

途中までその挟み込まれる豆知識が光GENJI伝説の要素って気づかなくて、テンポ無視して豆知識めっちゃぶっ込んで来るじゃん〜と思ってました()これか!って気づいてからは、ジャニーズからえびから未来への線の上にもう1つ点があるのが分かってすごくいいような気もするし、でもあまりにもねじ込んだ感もあるし・・・別でストーリーにすると長くなるからこれはこれで・・・

ジャケット写真の話の時にたたーっと出てきて「そうだよ!」って言うアツヒロさんかわいい〜昭和のギャグマンガみたいな謎の走るポーズ可愛かったです。

17日にここのシーンでせぶんめんの子が照明が変わる時にひとりだけ当たらなくて「俺だけ暗い!」って言ってるやつ、なんか場が渋滞してた気がするんだけど()

 

 

涙くんさよならの紙テープが去年より飛んでて、多く被っててきれいでした!

そういえば最近、新曲で塚五のユニゾンを聞く機会がわりと減ってる気がするので、涙くんさよならのユニゾン本当に嬉しいんですよね。個人の歌割りが増えてるって事なので嬉しいですけど、それはそれこれはこれで定期的にユニゾンしてほしい〜声かわいい〜

 

 

あつデボーゾンさんのアメリカンドリームほんっっとに良かった!声かわいいし歌も上手いし最高すぎて・・・あとあの衣装でもわかる胸板の厚みが・・・去年のステフォと体の曲面の感じが全然違ってすごかった!めちゃいい体!

とつジャニーさんとアツデボーゾンさんが電話で話すのめちゃめちゃかわいいんですよね。この組み合わせ本当に可愛くて大好きです。それと、アツデボーゾンさんがとつジャニーさんの他に"大人"として存在しているのがいいですよね。アツデボーゾンさんが「急な男だな」ってふふってしてるのもめちゃ素敵だし、とつジャニーさんがきゃっきゃしてるのも可愛かったです・・・

 

あとこのアメリカンドリームの場面、アメリカのイメージとかこれからの夢と期待とかいろいろを感じさせてめっちゃ良いからこの歌入れたの本当にいいな~と思います。たぶんあのアツヒロさんはアメリカンドリームを掴んだ人とか夢の擬人化として歌ってるわけなので・・・たぶん・・・その後のジャニーズが辿る道と併せて、ジャニーズ舞台っぽくてめっちゃいいですよね。

 

 

レッスンスタジオのデボーゾンさん、胸板の厚みがすごくて・・・胸板っていうか胸がある・・・() Tシャツの前側が体からちょっと浮いてて、めっちゃ見ちゃいました。

デボーゾンさんが歌う悲しき雨音めっちゃ素敵!!!アツヒロさん本当に歌上手い!

 

絶対デボーゾンさんよりテレビ局のプロデューサーの方が怪しいしやばそうなんですよね()でも絶対デボーゾンさんはこのままでいてほしいです。

からの前述したデボーゾンさんがジャニーズに一目惚れするところですね・・・あそこのはっしーの微笑みがめちゃキュンキュンするんですよね。はっしーが微笑むと世界が微笑むので。そりゃあデボーゾンさんもキュンキュンしますよ。

 

 

デボーゾン邸の前で怪しいよ帰ろうよって言ってた中谷きゅんに好きだよ?って言いながら拳振り上げるジャニーさん(やりとりは忘れた)めっちゃ可愛かったです()

 

せぶんめんの皆が演奏してジャニーズが歌って踊るところ大好きなんですけどめっちゃ良かったです。ふみきゅんのドラムももうジャニーズ伝説の風物詩みたいになってますよね。他で見る機会がほぼ無くなったし・・・矢花くんのベースと飯野くんのダンスは矢花くんの日替わり演奏カレンダーみたいなの見かけましたが毎回()違ったんですね!?すごい。

 

 

この辺りも前述したんですが、日本に帰るシーンは緊迫感増し増しだしこれまでのアメリカデビューだよ!の楽しかったとこからサッと雰囲気変わるがのつらくて泣きそうでした。

あと今回アイリメンバーでふみきゅんめっちゃ歌うま!!って思いました。いつもうまいんですけどね!改めてめっちゃ歌うま!!!って思いました!

 

あと今回初めて気づいたんですけど、このアイリメンバーって、元々初代ジャニーズがレコーディングした(ハイソサエティが日本で発売しましたけど)曲なんですけど、少年隊プレゾンで歌ってたアレンジなんですね?観劇の数日前に06年プレゾン見てたらこの曲が流れてびっくりしました。

 

 

空港のあおいさんも毎回思うんですけどめっちゃ歌うま!!アカペラだからこそ上手さが引き立つのかなんなのか本当に歌うまいですよね。

 

太陽のあいつで塚五の絡みの時に飯野くんのせなチラがあってありがとうございます!(

 

 

解散シーンについて、毎年今年がいちばん辛かったって言うんですけど今年がいちばん辛かったです。ずっと飯野くん見てるんですけど、飯野くんが過去最高につらそうな顔で消えていって泣きそうでした。15日はギューってままなんですが17日の方ではマイエのばいばーい!にちょっとフフって微笑んでからギュッと顔がひそまって俯いて・・・

 

公演前に発売されたアクトガイドで、アツヒロさん(グループ解散を経験した人)が入ることで変化があった話を踏まえて見たのもあると思うんですけど、この作品での"解散"ってそれぞれの人生とか事務所のこれからとか、未来に向けての気持ちもあるんだけど、でもやっぱりグループが解散するのは寂しい事なんだなと思えたのがすごく良かったです。

 

そういえば、解散を切り出すところで、あおいさん(天の声)とはし輝彦の会話が少しだけ残ってるのがわりと謎なんですけど、あれって何のためにあれだけ残ってるんだろう?

17年はあおいさんの回想で語りが入りながら話が進んでいたので、自問自答がすごく良かったけど、今はもう初代ジャニーズとジャニーさんの"ひとまとまり"を中心にして、今(7 MEN )から過去(初代ジャニーズ)の話を見ているはずなので、そこだけ別ルートで過去と今が繋がって自問自答してるのは、少し不思議な感じがしました。ネバマイを歌うのも無くなってやり取りもだいぶ簡素になっているので、そこだけ残す理由があるとは思うんですけど。

 

 

とつジャニーさんと敦啓くんとのところ、「歌と踊りの練習頑張るんだよ」って完全にとっつーじゃん() 過去の敦啓くんとジャニーさんであり、今のとっつーとJrの子でもあるっていう感じなのかな。ふわっとした夢みたいなシーンでとっても良かったです。

 

順番を忘れたんですがジャニーさんとせぶんめんの会話もすごいよかったです。とっつーのセリフ回しで語尾が伸びるんですけど、ここの最後、「折れない名前を付けたでしょう」の語尾の押し方?が優しくて強くて、とっても好きでした。

 

からのジャニーさんとメリーさんの会話がよくて・・・ついにちょっと泣いたんですけど。作中で大人として出てくる2人の優しさとか子どもたちへの愛情とか・・・あの会話メリーさんってわかって見るとめっちゃいいですね。あれは何も知らずに見るとやっぱ動揺するって()

でも今回すごくジャニーさんとメリーさんって分かりやすかったです。最初のあおいさんの話なのか、誰かから誰かに途中で変わらなかったからなのか、答え合わせを聞いて知ってるからなのか、分かりませんが・・・

 

 

 

2

ざえびで始まるのめっちゃいい!

ジャニーズ衣装が白なのとっても素敵だった。

 

 

リアデラでアツヒロさんが出るのすごいよかったです。はっしーとの並びも良かった!皆がずっと踊ってる大切な曲っていうのもあるけど、滝沢氏の采配で参加することになったものね。ありがとう滝沢氏。

アツヒロさんの白衣装もめっちゃ雪の王子様みあって良かったです。

 

そういえばアツヒロさんがクリスマスイベントの時にリアデラで振りを間違えた話をしてたんですけど(めっちゃ可愛かった)その時に皆がずっと踊ってる曲だからって頑張って覚えたみたいなこと言ってて、めっちゃいい先輩に参加してもらえて良かったな・・・とあらためて思いました。

 

 

どいつもこいつもで五関がせぶんめんの子とイチャイチャしてて可愛かった

クレイジーフレッシュビートめっちゃ五関様に踊ってほしかったので見れたのめっちゃ嬉しい!!しかもセンター!!五関様がラウールやってるの良()

 

とつごの抱きしめてTONIGHT!!!!!とつごが抱きしめてTONIGHT!!!!!めっちゃ歌謡曲っぽい曲歌うのもありがたすぎるのにダンスが!良!本家ってペアダンスではないだろうし、新しくそれ用に作ったダンスですよね!?コンサートのムンウォで手応え感じましたか??ハートしてたし肩に手置いてたし、最後に向かい合って手伸ばして「守りたい」でおたくは召されました。ありがとうございます。ただの本家踏襲だけではなく曲の世界観で新しく作った振り・・・すごくいい・・・・・そういう曲がもっとあってもいいよなと思います。

 

僕らの街でのバレエの子めっちゃよかった

 

衝撃のお祭り忍者セトリ落ち!!でも秘・美・子かっこよかった!

 

CFBでも思ったしジャポニカスタイルでも思ったんですけど、スノストの曲を踊ってるの見ると五関様のセクシーは本家とは種類がなんかちょっと違うなと・・なんかダンディですよね。好きですね・・・

 

五関様の衣装のボタンが1番上まで閉まってるのも要因の一つだと思うんですけど。ありがとう。

 

ロマンチックタイムのとっつーめっちゃいい〜〜2回転ターンすごい素敵でした

 

ミッドナイトシャッフル、15日に五関様が近くでギターかベース弾いてたせぶんめんの子(琳寧くん?)の背中に付いてる機械がぶら下がってるのを直してあげてた。ほっこり

 

ファイヤービートの五関様かっこよかった!ヘドバンがとっつーだけちょいゆっくりでかわいい

 

五関ソロのバンガーナイトがかっこいいダンスの曲でこれ求めてたので嬉しかった!!!!!待ってました!!!!!3年?えび座3回挟んだから4年?本当に嬉しかった・・・

 

ふみとつのThe Answer、えびの中でも声低い2人でめっちゃキー高い曲歌っててすごかった!かわいい

 

マジックタッチとかセクサマの本家踏襲ダンスも本当によかった!先述の話とも被るけど五関様の中からは出てこなそうなジャンルのダンスが見れるのも嬉しいです。セクサマほんとにかわいかった

 

 

ネバマイそこ??ネバマイ本当にそこでその扱いでいいんですか????そこ????

久しぶりに白い衣装のネバマイが見れて本当に嬉しかったです!でも見てる途中で、これでもこの次が光GENJIなんだよなって思ってしまって、光GENJIコーナーが無かったらここでいいと思うんだけどあるので・・・ここに入れるんだ・・・・

映像で初代ジャニーズって出たか見てないんですが、ネバマイは初代ジャニーズの曲だけどA.B.C-Zの曲でもあるので、他グループの曲披露の中の一部みたいになっているのが・・・なぜ?って思いました。A.B.C-Zにとってのネバマイは初代ジャニーズの曲なの?初代ジャニーズの曲として歌うならそれはそれでアレンジはA.B.C-Z版なのも謎なんですよね。

 

21年の時は初代ジャニーズの曲として歌ってましたけど、あれはお芝居パートとショータイムを繋ぐ大切なところに入ってたから、なんか良かったんですよね。

あおいさんとはし輝彦のデュエットも無くなって、年々ネバマイの重要度が下がって影がめちゃ薄くなってるんですよね。1幕も悲しき雨音の方がしっかりやってる感あるし。

初代ジャニーズが発売できなかったのをジャニーさんから数十年越しにA.B.C-Zがこの作品と一緒に貰って発売したのがネバマイなので、もっと大切にしてほしいような気がするんですが・・・ジャニーズ伝説ってネバマイを主軸にした話だと思ってたんですけど実は違う?ジャニーズ伝説にとってのネバマイって何なんだろう?と思いました。

 

 

GENJIコーナー始めの映像でめろめろにかわいい子どものあっくんが帝劇のスクリーンいっぱいに出た時ウッワかわいいって言いそうになった(耐えた)

今回の光GENJIメドレーとってもよかったです!!2幕で一番よかったのここ!!!!STARLIGHTでローラースケート、微笑みをあずけてで歌、ガラスの十代でダンス・・・いろんな魅力を余すところなく楽しめる素敵な構成に、皆がわかる選曲・・・微笑みをあずけては知らない歌詞でも皆が聞いた事ある曲なので・・・

 

STARLIGHT(1幕でもやってたけど)Jrの子たちがローラースケート履いてるのすごかったです!練習したんだねぇ

微笑みをあずけて、アツヒロさんの歌めっちゃ良!歌うま!!甘くて優しい声がとっても曲に合ってて素敵でした・・・!甘酸っぱい少年っぽさと大人の優しさが共存してるのが素晴らしいですよね。クリスマスパーティーでこの曲の話が出て、キーがぴったりだったって言ってて可愛かったです。あとSTARLIGHTで舞台袖にはけてから微笑みをあずけてで出てくるまでに爆速でローラースケートを脱ぐ話・・・創意工夫にジャニーズの人を楽しませる精神みたいなのをすごく感じました。止まったり減速すると遅れるからって袖で待機してるスタッフさんに抱き止めてもらうの、見たかった()(再現は見た)

 

ガラスの十代、今回私はガラスの十代を見に来たといっても過言ではないんですけど、本当に好きなので、去年に続いて今回セトリに入ったのも、えびさんが5人参加してるの嬉しかったです。踊ってるの見れるのありがたすぎる。去年も思ったけどアツヒロさんあれ踊れるの本当にすごい。イントロわりとすごい動き方だし体柔らかくないとできなそうなので凄い・・・

 

あとすごく頑張って五関様とアツヒロさんのダンスを見比べられたのもよかったです。五関様が踊るガラスの十代よかった・・・熱いダンスを踊る五関様って本当に良いので・・・塚五が前列でアツヒロさんを挟んでるフォーメーションもとても良かったです。ちっちゃくて声の可愛い強トリオ・・・かわいい・・・

あとイントロのパリーン!のところでアツヒロさんの動きは攻撃!!って雰囲気なのが印象的でした!めっちゃかっこいい。

ガラスの十代って、今回お祭り忍者がセトリから外れたので、17年からのジャニーズ伝説メドレーでお祭り忍者と並んで最多使用曲なんですよね。本当に名曲!

 

 

縁起物5STAR、レッシンの選曲がめっちゃよかったです!ジャニーズ舞台っぽくて可愛くてキラキラで・・・!!でもちょっと気になったのが、2階席から見ると舞台のど真ん中に薄い装置なので、装置からスクリーンまでの一切使われない虚無スペースがしっかり見えてしまって舞台上が寂しい気がしました。5STARは大好きなんですけど、192122年と3回続いてるし、考える時間も練習する時間もないから?

またいつか帝劇に合わせた新装置も出してほしいですね。

 

# いま すごいかっこよかったです!歌い慣れてきた感というかなんかおしゃれでスマートな感じで素敵でした!

 

 

ゆ〜五関様の衣装かわいくて好きです。アツヒロさんもかわいい衣装になってて馴染み度が上がりまくってた!

んだけど、ゆ〜の3番くらいでアツヒロさんが出てくるのが、すごくいいし、ジャニーさんとの関係もやっぱり長いのでそこでアツヒロさんのパートになるのはめっちゃいいんですけど、そこで先輩が出てくると当初の「未来のジャニーズへのバトン」感は全く無いよなぁとちょっと思いました。ジャニーさん追悼度が上がるというか。

 

って書いてからウィキペディア見て気づいたんですけど、あの照明が当たってる所を皆でしゃがみこんで見てるのって、産まれたての未来のジャニーズだったりするんですか?()19年の初見からずっとジャニーさんだと思ってたけど・・・クリコンでの印象もあるし・・・・でもそういうことなら多少(多少)わかるかも。

 

 

そういえば今回ってA.B.C-Z佐藤アツヒロの出演者紹介的な名前が映像で出なかったですよね?曲が終わってからの挨拶の時に口頭と手で指し示す程度の紹介で。何か意図があって出さなかったのか分からないんですけど、A.B.C-Zだけ個人の名前が出ずにA.B.C-Zって出るのとか大好きだったし、せっかく先輩に特別出演してもらってる訳だし、そこは出した方がいいと思いました。

 

 

 

今回、他にも色々思ったんですけど、このジャニーズ伝説に参加したのがアツヒロさんだったのが、すごくちょうど良くて面白くて、本当に他に考えられないとか。

 

先輩の中でもベッタベタに仲のいい人でもなく、かといって関わりが全く無い人でもなく、プレゾンで兄4人が共演とか、定期的なえびちゃんずーでお互いに認識してはいるみたいな関係の人なのが良かったですね。今年は2年目だからJrの皆も含めて、座組としての親密さというか一体感も増してさらに良かったです。

あとは世代が違うからか、ふみきゅんのジャニーズ大好きの枠にあんまり入ってなさそう(お兄さんはファン?らしい?のですが本人がキャッキャしてる印象があんまり無い)のとかもなんですけど。他グループメドレーもまだシングルとカップリングしか使ってないし・・・代表曲が聞けるの普通に嬉しいので嬉しいです。

 

 

あとアイドル・・・ジャニーズとしての方向性というか。

ジャニーズって初代ジャニーズとかフォーリーブスの時から、ジャニーズ制作の舞台をやっていますけど、A.B.C-Zはその路線で、ABC座をやらせてもらっていたり、過去のジャニーズ舞台にも多く出演していたり、舞台でたくさん活躍してきたと思います。私の体感では"ドームでのコンサートができなくても、元々ジャニーさんはショーエンターテインメントをやりたかったので、それをやらせて貰えるえびはジャニーズの申し子"的な認識だったわけですよ。

 

そう思うと光GENJI・・・というかアツヒロさんは解散後に外部舞台に出まくってますけど、光GENJIのショーエンターテインメントはコンサートとか音楽番組が中心で、ジャニーズ制作の舞台はないんですよね。(というかあの時期ってプレゾン以外の舞台は無いのかな?不明ですが)

それと、作中でジャニーズが紙テープに足を取られたり歓声で自分たちの曲が聞こえない描写が出てきますが、今回、そこのシーンで光GENJIのことを思い出したんですよね。小学生の時にガラスの十代を自分で調べて見た動画で、ファンの皆の歓声と合唱がすごくて、どれが本人たちの声か分からないくらいだったんですよね。

 

 

その、一括りに"ジャニーズのアイドル"とはいえ正反対みたいな、一番お互いに遠い方向で活躍していたグループの人達が集まって、ジャニーズについての舞台をやるのが面白いな〜と思うし、そんなに活躍の方向が違うグループがひとつの事務所の中にあるのも、活動の感じが違っても、パフォーマンスを見ればジャニーズエンターテインメントとして結構同じようなことをしてるのも面白いな〜と思いました。

GENJIの音楽番組の映像とか見ると、今の楽曲披露とは全然違う雰囲気でめっちゃエンターテインメント感ありますもんね。今は舞台でやってることをテレビでやってるというか。

ジャニーズエンターテインメント面白い。

 

 

そんな感じの先輩が共演で入ってくれて一緒にお芝居できるの、本当に面白いですよね。そんな感じの先輩がグループ解散後に舞台に出まくってお芝居が好きでできるのもすごい。

 

 

 

ほんとにえびとアツヒロさんは見た目のバランスも良くて、声の感じもお芝居の感じも相性がよかったので、一緒にやってくれて嬉しかったです。来年以降はどうなるんでしょう。この6人の感じに慣れてしまったので、次からデボーゾンさん(とメリーさん)が違う人になるの寂しいな・・・